<2008年度 1月号>
第2回リセオ文化祭の開催
日本コース校長 番 場 修
新年あけましておめでとうございます。各家庭におかれましては、希望に満ちた年をお迎えのことと拝察致します。今年も昨年以上に日本コース並びに学院にご支援をお願いいたします。
さて、今年度もリセオ文化祭を2月9日(土)に開催することになりましたので、ご理解、ご協力をお願い致します。リセオ文化祭の目的は次の通りであります。
(1)両コースにより文化紹介や教育活動の発表を通して異文化理解及び交流を深める。
(2)来院者にリセオの特色である二文化共存・3ヶ国語の取り組みと教育活動内容を知る機会とする。
リセオの特色は両コースの教育活動の交流が大変活発に行われていることであります。 11月中旬にメキシコ市内にある国際校2校を視察訪問する機会がありました。2校ともメキシココースとその国のコースの併設校で教育レベルがとても高く、教育方針や教育内容が明確化してあり、施設等が充分に整っていました。幼稚部、小学部ではその国の言語で3教科を教え、特に幼稚部では学習言語の基礎となる生活言語(1校はフランス語、もう1校はドイツ語)をしっかり教えていて大変刺激を受け、参考になりました。しかし、それだけの国際校でも両コース併設されていても両コースの交流活動が実施されていなく、独自に両コースの教育活動が展開されていたことにはとても驚きました。リセオの特色はやはり両コース2文化共存と3カ国語と教育活動の交流であると感じたしたいです。リセオ文化祭は、学院全体で取り組み大きな教育活動の交流であり、市内の方々にもリセオの存在をアピールできる絶好の機会と考えます。
1.日本コースの活動内容
新年度が始まり、教育活動が約10ヶ月展開されてきました。その学習成果を発表する機会として、児童・生徒一人一人の学習の定着、意欲付け並びに好ましい人間関係づくり、協調性、主体性、創造性や表現力などを養い、自信と励みを身に付けさせたいと考えます。学習の定着を図るには、より体験を伴う活動を工夫することでより学習内容の定着の補充、深化、統合ができ、より確かな学力の向上が図れます。
発表場所は、アウディトリオで午前8時30分より開催し、12時までを予定しています。発表時間は、各学年20分間(出入りを含む)で、内容は、各学級で創意工夫を生かした活動で群読、朗読、教材の劇化、寸劇、合唱、合奏、創作劇、オペレッタ、総合的な学習の時間の発表、交流授業の紹介、修学旅行の成果の発表などが考えられます。なお、1月中旬の行う「日英西学習発表会」の優秀者(各部門1名)が代表として当日発表します。全体合唱も予定されています。展示部門では、小学部棟において今までの学習成果を廊下、教室等に展示いたします。
2.メキシココースの活動内容
昨年度は、メキシココースは、文化祭への参加は自由で希望制でしたが、今年度は授業の一環として学習の成果を発表する予定で、その許可をSEPに申請中であります。発表場所と時間は、アウデトリオステージで時間は幼稚部、高等部が12時30分から14時30分まで、小学部、中学部が14時45分から16時15分までを予定しています。また、プラサ・デ・オノールステージではメキシココース幼稚部から高等部までがそれぞれ55分間を使い、発表する予定です。発表内容は、企画中であるとのことです。
3.両国の文化紹介、体験コーナー
各部で体験コーナーを企画し、両国の文化紹介を行い、文化交流の機会となることを目的に実施いたします。日本コースとしてはPTA役員会で体験コーナーの設置をお願いしました。昨年度もPTAコーナーはメキシコの保護者や子ども達からも好評で、役員さんや会員の方々がその対応に追われていました。今年もメキシココースの皆さんがとても期待していると思います。
文化祭では業者による出店を設置し、日本食、メキシコ食、デザート、飲み物等を販売し、両国の食文化を体験して頂きます。これからリセオ文化祭の実施するにあたり、諸準備でご協力を頂き、意義深い文化祭となることを期待しています。
学校行事より
小1・2遠足(ボスケ・デ・トラルパン)《11.22》
1、2年生合同で出かけた生活体験学習は、「自然とふれあう」がテーマでした。虫探しをする子、どんぐりなどの木の実を探している子、落ち葉で布団や座布団を作っている子、急斜面を下りる子と、それぞれに自然と触れあう普段できない体験を行うことができました。その後、山登りをしました。はじめの1000mは、上り坂がきつくヘトヘトになりながら登りました。その後は、わりと平坦な道が続き、子どもたちも次第に元気になってきました。1時間ほどかけてようやく展望台に着きました。体全体で自然を感じ、充実した楽しい時間が過ごせ子どもたちも大満足だと思います。

小5・幼稚園児との交流《11.23》
私達は、総合学習で調べた遊びを幼稚園の子達に教えて行きました。私達が教えた内容は日本とメキシコの手遊び・絵描き歌・折り紙です。
一番印象に残った事は「折り紙」です。帆かけ舟と指人形を教えました。残念だった事は、幼稚園の子達の折り紙の好きな色を希望通りに配ってあげられなかったことです。うれしかった事は、幼稚園の子達が折り終わった後に楽しそうに笑いながら遊んでいたことです。私達も笑顔になれました。
幼稚園に行って、たくさんの遊びを教えて喜んでもらえたので、すごくうれしかったです。思っていたより、幼稚園の子達はたくさんの遊びを知っていて驚きました。
最後に「さんぽ」の歌を歌ってくれました。とても元気な歌声でした。また会えるのを楽しみにしています。
【児童作文より】
小6・修学旅行《11.28〜30》
6年生は2泊3日で中央高原(ケレタロ、ロドーレス・イダルゴ、サンミゲル・デ・アジェンデ、グアナファト)に修学旅行に出かけました。
☻1日目にバスで少し気持ち悪くなりました。だけど、 食べてから元気になって 疲れました。【男子児童】▼☻1日目の夜、みんなと一緒に夜遅くまで起きていました。2日目よりも楽しかったです。【女子児童】▼☻2日目のホテルでUNOで遊びました。負けたらバツゲ ームです。バツゲームはビリビリでした。ビリビリは痛いけ ど楽しかった。【男子児童】▼☻肝試しで女の子の絵 が本当にこわかった。で も、楽しかったです。王 様ゲームはハラハラドキ ドキでした。一生思い出 に残る修学旅行になりました。【女子児童】▼☻1日目の夜。就寝時刻後もみんなで 肝試しをしたり、王様ゲームなどをして おもしろかったし、楽しかった。地元の 大学の人たちとの交流。日本の踊りや メキシコの踊りを披露してくれて、おも しろかったです。【男子児童】▼☻イダルゴ市場での買い 物や現地の学校との交 流など、楽しい思い出 がたくさんできました。 バスの中でのUNOやト ランプもとても楽しかっ たです。6年生最高の思い出でした。【男子児童】▼☻今までの学校行事の中で1番楽しかったです。ナイトフ ィーバーも盛り上がった。 【男子児童】▼☻イダルゴ市場で買い物、 友だちと遊ぶことができまし た。今までの1番の思い出 になりました。【女子児童】
☻夜はみんなで肝試しをしました。ホテルはmuy暗かった からmuy楽しかったです。今回のグアナファトはすごく良い 経験になりました。この経験を未来にも生かしたいと思っ ています。【男子児童】▼☻ミイラ博物館や穀物倉庫、 独立に使われた武器・旗などを見たり、独立をした人、独立に関わった人の歴史を知ったりして、とても勉強になりました。【女子児童】▼☻ピピラ像を見に行った時、いっしょ に見た夜景がきれいだったです。み んなで写真を撮って、最高の思い出 ができました。修学旅行に行ってよ かったです。【女子児童】▼☻グアナファト大学での交流。前日に完成したから、練習 してなくても大丈夫かなと思ったけど、なん とか成功してよかったです。大学生のアルゴ リズム行進がおもしろかったです。【男子児童】▼☻1番印象 に残っているのはピピラ 像からの夜景です。昼も 夜もきれいでした。今回 の旅行は一生の思い出になると思います。【女子児童】▼☻イダルゴ市場での買い物、自分たち1人1人でお金を管 理し、記念となるものや自分の気に入った物を買う、友だちとおそろいの物を買ったりして、楽しい時間を過ごすことが出来ました。【女子児童】▼☻1泊目の肝試し、王様 ゲーム、色々やっておもしろかったあ。(ナイトフ ィーバ)【男子児童】▼▼


小4・天皇誕生レセプション参加《12.05》
大使公邸で行われた天皇誕生レセプションに、日本コースとメキシココース4年生約
40名が参加し、日本・メキシコ国歌との合唱を披露しました。心のこもった歌声に、参加された来賓の方々から万雷の拍手をいただきました。【児童作文より】今日、大使公邸に行きました。思ったよりも大きな家でびっくり しました。歌を歌うときがきました。ステージに立つと、みんなが私たちの方を 見ています。私は、一番後ろだったけど、きんちょうしてしまいました。でも、 歌を歌うと顔が笑顔いっぱいになって、体もひとりでに動き始めました。バスに乗ったら、「また、大使公邸に行きたいなあ。」と思いました。

学院朝会《12.07》
今回の学院朝会は、年末年始の日本の行事紹介をテーマに日本コースが主催しました。まず、“師走”について話し、除夜の鐘のテープを流ながら“大晦日”“年越しそば”の説明を行いました。続いて、お正月の謂われや行事について紹介しました。その後、小学部低学年が「羽根つき」、中学年が「福笑い」「独楽回し」、高学年が「凧揚げ」等の遊びを紹介しました。中学生は大きな紙に“迎春”“初笑”の「書き初め」、「餅つき」の実演を行いました。最後にお正月にちなんだ「お正月ええもんだ」(東北地方の歌)と「コスモス」の合唱を披露しました。また、前日から準備した餅を全校児童生徒に振る舞いました。メキシココースの子ども達は意外なお歳暮(プレゼント)に大喜びでした。

小5交流《12.12》
メキシココースとの交流会を行いました。今回の交流内容はお互いの名前を習字で表すというものでした。筆や墨を使いますので、日本コースがメキシココースに教えてあげるというような形の交流会となりました。日本コースで予め考えておいた漢字を元にメキシココースのお友達に習字を体験してもらいましたが、一人が一人(もしくは二人)に教えてあげるため、とてもよい交流を行うことができました。

卒業生を送る会《12.13》
卒業を間近に控えた13日木曜日の6,7校時に、中学1、2年の在校生の主催で「卒業生を送る会」を実施しました。昼休みに何回も会を持ち、綿密な計画のもと、「ドッジボール」と「三角鬼」が行われました。「ちょっと幼稚かな」と心配もしましたが、いざ始まってみると、どの生徒も顔も真剣そのもの。まさに童心にかえって、精一杯の活動が行われました。結果は、やはり中学3年生の貫禄勝ち。2位が1年生、3位2年生でした。思い出に残る送る会になったと思います。

クリスマス交流《12.13・19》
13日は、メキシココースのクリスマス発表会を小学部全体で観ました。幼稚部から中学部の子どもたちが歌や合唱、劇等で観せてくれました。クリスマスの由来や起源の説明もあり、興味深い内容でした。(教員にとっては…。)衣装にも大変手がかかっていて、メキシコのクリスマスらしく華やかな発表が続きました。サンタさんも登場し、子どもたちはプレゼントがもらえるのではないかと期待していたようですが、残念ながら今回はありませんでした。次回に期待しましょう。
中学部は、メキシココース中学部からのお誘いを受け、19日のクリスマス交流に中学1,2年生で参加しました。9時から行われたアウデトリオでの交流会では、キリスト生誕に関する演劇や、クリスマス関連の歌や合奏が披露されました。その後、プラサでは、メキシココースの保護者の方々からタコスと飲み物が提供され、全員が舌鼓を打ちました。メキシココースの生徒と笑談する姿も多く見られ、楽しい交流になったようです。
19日、クリスマス交流の第2弾、『ピニャータ交流』が行われました。まず、アウディトリオでプロの大道芸人のショーを観ました。一輪車やクラブ、ディアボロを使ったパフォーマンスに言葉は分からなくても大いに盛り上がることができました。その後、学年別にピニャータ割りを行いました。予定より早く割れてしまい出番がなかった子がいたり、空振りばかりでピニャータに当たらなかった子などいろいろいたようですが、持ちきれないほどのお菓子やおもちゃをもらい、みんな大喜びでした。また、タコスの配布もありおいしくいただきました。またまた、メキシコならではの文化に触れることができ楽しい一日となりました。

中学部仮卒業式《12.18》
今年、
11名の中学部卒業生が、多くの来賓や保護者の皆さんに見守れて元気に日本コースを巣立っていきました。中3生は、式に臨むテーマを「愛と夢」に設定し、親に感謝の、下級生に期待の、自分自身に将来についての気持ちや決意をもって、厳粛に艶やかに最後の授業ともいうべき卒業式を創り上げました。学校生活の思い出やこれからの自分の進むべき道について、一人一人が心を込めて、自分の言葉として表明し、義務教育終了の最後を飾りました。退場では、小学部1年生からもらった花束を胸に堂々と会場を後にしました。卒業おめでとう!!